長井研究所
送変電を中心とする研究開発・試験拠点
長井研究所では架空送電線用製品の研究開発に取り組んでいます。
電気的性能を評価する通電ヒートサイクル試験装置をはじめとした各種電気試験装置、機械的性能を評価する引張試験装置、実線路における電線挙動を模擬する試験径間など、架空送電用製品の研究開発に必要な各種装置・設備を備えています。
電線挙動に関してはシミュレーションソフトを応用した解析技術を推進しています。
日本国内送電網の発展に大きく寄与してきた長井研究所は、1977年の設立以降、今も次世代電力インフラ整備において重要な研究開発拠点として機能しています。



主な研究開発・試験の成果
長井研究所の研究成果は各種製品に反映されています。
電線を引留める技術、電線の微風振動を抑制する技術、電線の雪害を防止する技術は電力インフラの構築に欠かせないものであり、これらの研究成果は、製品開発に反映されるだけでなく、安全で高品位な電力インフラの構築に貢献しています。
架空送電線用製品の開発
- 新型電線用製品の開発(多導体スペーサ、微風振動抑制ダンパ、引留クランプ等)
- 雪害対策製品の開発(ルーズスペーサ)
- 有機がいしの開発