溶接・ろう付け
非鉄金属溶接の卓越した技術と技能
金属を接合するには、用途・機能に合わせた溶接方法を選択することが重要です。
ガス溶接、アーク溶接、抵抗溶接、電子ビーム溶接、拡散接合、摩擦圧接など、様々な接合方法を駆使することにより、精度・強度、さらには電気特性・気密性などに対するお客様のご要望に的確に対応します。
![溶接・ろう付け](/_assets/img/tech/manufactur/weld/img_01.jpg)
電子ビーム溶接
高エネルギー密度の電子ビームを溶接したい部分にだけ直接照射するため、溶接時の熱による硬度変化と熱歪みが少ない高精度の溶接ができます。非鉄金属(Cu、AIなど)、高融点の金属(W、Nb、Taなど)のほか、多種類の異種金属材料同士の溶接(銅とステンレスなど)が可能です。1コからのご依頼にも対応しています。
TIG・MIG溶接
複雑な構造(形状)をした製品の溶接に対応できます。お客様の目的とする製品の形状・強度・数量などに対して品質とコストを考慮し、最適なTIG溶接、MIG溶接を提案します。
![TIG・MIG溶接](/_assets/img/tech/manufactur/weld/img_04.jpg)
摩擦圧接
純銅と純アルミニウム材を溶加材や加熱器具を使用せずに融接します。異種金属の素材寸法(直径)が極端に異なる場合に有効です。アルミ導体と銅導体を接続する際に用いる異種導体接続スリーブや電力ケーブル端末接続引き出し棒などに適しています。
![摩擦圧接](/_assets/img/tech/manufactur/weld/img_05.jpg)
ろう付け
溶融点が異なる金属の溶接に適しています。金属の素材を溶かさずに銀ロウを用いて溶接します。TIG・MIGなどができない金属の溶接に有効です。
![ろう付け](/_assets/img/tech/manufactur/weld/img_06.jpg)
![ろう付け](/_assets/img/tech/manufactur/weld/img_07.jpg)