切断・切削
多様な材質の切削加工技術
FEPSは、多様な材質の切削加工技術を保有しています。金属、特に銅や銅合金の切削にあたっては、機械の選定から治工具の製作、切削条件、バイト・チップの形状、切削油にいたる細部にまで配慮した加工技術を蓄積しています。
汎用旋盤、フライス盤、NC旋盤、縦・横MC、ガンドリルマシン(深穴加工機)、NC横ボール盤などを駆使し、高精度、高品質の製品を提供しています。
ウォータージェットによる切断加工
圧縮した超高圧水に混合した微粒子物(ガーネット)を対象物にぶつけることにより、様々な形状に切断します。特に平面材料(板材)から多種類で複雑な曲線形状の半製品や製品を、最も経済的な材料取りで切断できるため、素材の無駄を防げます。
製品の構造説明用として、組み立て完成品を切断した模型を作成することもできます。
ウォータージェット切断加工の特長
- 水で切断するため、酸化による変色や歪みはありません。
- 異種材料の複合製品でも自在に切断できます。
- 複雑な形状の加工ができます。
- 金属・非鉄金属・非金属材料、軟質・硬質を問わず加工できます。
- レーザーや刃物では切断不可能な硬い材料も加工できます。
- 専用冶具(金型など)を必要としません。
- 切断時に熱をほとんど発生しません(切断終了時のワーク温度:約30℃)。
- 寸法加工精度±0.3mm
- 平面材料(板材)だけでなく、3次元の立体形状加工にも対応できます。
深穴加工
直径3mmから25mmで1m(直線材料なら2m)の長さの穴を精密に開けることができます。一本のドリル(刃具)で開けるため、内径での段差はありません
各種材料・サイズの切削加工
非鉄金属の内、特に粘りが強く切削技術を必要とする純銅や純アルミの切削加工については、長年の経験から当社独自の切削刃具を開発しており、加工精度・品質に対して多くのお客様から高い評価を得ています。