社長メッセージ

時代の変化に呼応し、新しい価値の創出に挑戦し続けます

代表取締役社長 大野 和哉

代表取締役社長 大野 和哉

当社は2012年10月、古河電気工業(株)の電力部品部門と、その子会社であった旭電機(株)、(株)井上製作所、古河パワーコンポーネンツ(株)の3社統合によって発足しました。以降、発電所から需要家までの送配電システム全域をカバーする「総合電力機材メーカー」として、家庭用電気の送配電はもちろん、ビル、工場、鉄道などの電力供給ニーズに対応してきました。2022年に設立10周年を迎えましたが、この間、統合前の各社の持つ技術力、品質力、モノづくり力、提案力をさらに向上させてきたことで、顧客との信頼関係をより強固なものとし、安定的に成長を遂げてまいりました。

現在は、電力供給網向け部材を基盤としながらも、「情報」「防災」「モビリティ」といった分野への部材供給を増やしていくことで、さらなる成長を目指しています。既に、電力工事の専門家が少ない通信や防災分野の顧客に対しては、省スペースで簡単に着脱できる「大電流用プラグインコネクタ」を、半導体分野には「放熱シート」やエコロジーとエコノミーを意識した「結露防止シート」などを開発・販売し、好評を得ております。また、脱炭素や人手不足への対応など、社会課題の解決に貢献する新しい技術・製品・サービスを提供していくことも重要です。当社の強みを生かした新製品や既存製品の改良などを通して持続可能な社会の実現に貢献していきます。

当然ながら、顧客との信頼関係を築くのも、企業としての成長も、持続可能な社会に貢献していくのも、担い手は人です。当社は人財育成を社長方針として掲げ、働き方改革や、若手の抜擢などに取り組むほか、働き甲斐の向上に向けた人事制度の見直しも行っています。

当社は、「公正と誠実を基本に、従業員の自由で創造的な力を活かした企業活動を通じ、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献する」ことを経営理念としています。時代の変化に呼応し、新しい価値の創出に挑戦し続けることで、ステークホルダーの皆様の満足を実現するとともに、ご期待に応えてまいります。

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